自己紹介
サンフランシスコでアメリカ人の夫と2人の娘、彩7歳と花5歳との忙しく楽しい毎日の中で覚えておきたいことを書き留めています。アメリカ生活は十数年。パンやケーキを焼いたり、子供の洋服を縫ったりするのも好きです。メッセージはこちらへ♪
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2009年 08月 04日
6月17日(水)、2年間通った日本語の幼稚園を卒園する花。2年前にお姉ちゃんの彩が同じ幼稚園を卒園してからあっという間の2年だった。お姉ちゃんと同様、マミーの子供の頃の赤い着物を着て卒園式に出席。そしてそのVery翌日、今回は全日空で日本の夏に向けて出発。出発の日は快晴、子供たちは嬉しくて仕方ない。4歳(1ヶ月ほどで5歳)と7歳になった2人との飛行機の旅はもう心配も苦痛もない。飛行機の中で彩は早速日本語補習校の宿題の絵日記を書いたりして過ごし、難なく成田に到着、その後3時間ほど待って名古屋便に乗り込み、すっかり眠っていたけれど名古屋到着と同時に(午後7時半)元気に飛行機を降りて約2時間の電車を乗り継いでの最後の道のりも自分たちで歩いて帰った。最寄の駅でグランパとグランマと会ったときはすっかり日が暮れていた。(9時半。)
朝もはよから目覚めた2人は早速どたばたとグランパ・グランマを起こし、ノンストップの一日の始まり。本当はすぐに日本の学校に行きたいのだが、今回の豚フルーのおかげで1週間の自宅待機。とは言ってもそんなことは不可能なわけで、近所をお散歩したり、ショッピングモールに出没したり。ようやく1週間が過ぎてグランパのかかりつけのDr.で健康診断、Okの了解がでたのでその足で町の教育委員会に診断書を持って明日から即学校に行けるように手続き。給食費を納めて(1日220円x日数分)学校に行く準備万端。 マミーの母校、南小学校。校舎は新しくなってしまったけれど全校生徒は昔と同じ200人くらいの小さな学校。次の朝7時20分、裏のお宮さんに集まって分団登校。大きい子が小さい子を面倒見ながらの登校。真っ直ぐ歩けば10分ほどの道のりをグネグネ曲がった通学路を20分ほどかけて到着。初日はマミーも一緒に行って先生にご挨拶。1年生は48人ほどで1クラスにするには多すぎると言うことで2クラスある。全校生徒は200人前後。1年1組に臨時に入れてもらって、給食を食べて2時半過ぎにまた近所の子達と一緒に帰ってきた。親がずっと付いていなくても子供たちは勝手に学校に行って帰ってくる?!ずい分楽だわぁ・・・。 次の日も次の日も、学校が楽しくて仕方ない彩は7時15分には「行ってきま~~~す!!」と元気に学校に出かけて行く。学校では体育の時間にプールに入ったり、音楽の時間があったり、英語の時間には先生の先生役で教壇に立ったり・・・休み時間には上級生も教室に覗きに来て「彩ちゃん~一緒にあそぼ~~。」と一躍人気者。学校から帰るとカバンを家の中に放り投げて「xxxちゃんと約束したから公園に行ってくる~。」と自転車で飛び出して行ってしまった。そして6時に一斉放送で「夕焼け小焼け」が流れるまで帰ってこない、鉄砲玉状態。 日本の学校には体育の時間があってプールに入る。給食もバランスと言い味と言い、アメリカのHot Lunchなんかには比較じゃないほど美味しい。音楽の時間だって図工の時間だってあるし、登下校もお友達と一緒で楽しい。先生は真剣になって叱るし、日常生活のマナーもきちんと教えてくれる。なんだか日本の学校って至れり尽くせりだなぁ。と、マミーもこの学校に通ってきっと昔と同じ筈なのにひたすら感心。 そして、こんな田舎の小さい学校なので、アメリカからハーフの体験入学生が来るのは初めてで、みんな興味津々、校長先生も私たちのことを大歓迎してくれ、マミーは校長先生と何度か校長室でお話をした。先生は逆にアメリカの学校の合理的なところ、そして日本の学校が先生の立場からどんなに大変かと言うことなどを話してくれてお互いに情報交換。「来年も是非。そして今度はPTAにアメリカの学校事情を話して欲しい。」と言われた。南小学校のお友達、1年1組の桑原先生、とっても素敵な思い出をありがとう。また来年も元気で会いたいね。 結局日本には通算6週間滞在。子供たちはいくら暑くても全然文句も言わず、ひたすらお外で遊び、お友達と遊び、夏休みを満喫。病気一つせずに8月1日に予定通りにアメリカに戻る。毎日嵐のような日々が続いたグランパとグランマにとってはホッとするやら寂しいやら。でも子供たちはまた新しく始まるアメリカでの学校生活が楽しみで仕方ない。 写真は、近所の川に一人で流れてきた、迷子になったカモの赤ちゃん。マミーが虫取り網ですくって捕まえた。その後もう一度川に放してやろうにも今度はこちらに戻ってきてしまい、なかなか自然に帰って行かず困った。 今年も花の5歳の誕生日とグランパの77歳、喜寿のお誕生日をケーキを囲んで一緒にお祝いした。こうやって毎年、2人のお誕生日をお祝いできるといいね。 アメリカに帰る前日、近所の子たちが集まって、公園でさよならパーティーを企画してくれた。上級生が飲み物やオヤツを持ち寄って、寄せ書きをくれたり。 自然がいっぱいで素朴な子供たちが待ってくれている日本。また来年の夏が楽しみだ。 (グランマ、9月に74歳、グランパ77歳)
by megsnyder
| 2009-08-04 00:00
| 彩と花
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